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2004/06/30

短歌の解説など・・・(笑)

手習草子に蛍の短歌を新しく一つ置いたのですが、珍しくここでその
解説など・・・(笑)

『思い蛍』

 白南風(しらはえ)の 空に鳴り満つ 天籟(てんらい)に

 枯朽(こきゅう)の草も 蛍を夢む


まずは語句解説・・・
【白南風】梅雨明けの頃、夏の到来を告げる風で雨雲のかわりに白い
巻雲を呼ぶ風のこと。また黒南風(くろはえ)と言うのもあり、こちらは
梅雨入りの頃のどんよりとした南風のことを指す。
そして晴れるのが白南風、曇ったり雨が降ったりするのが黒南風。

【天籟】天然に発する音。風が物にあたって鳴る音。

【枯朽】枯れくちること。枯れて腐ること。

陰暦で季候の変化を示したものに七十二候と言うのがあります。
これは五日を一候、三候を一気、六候を一ケ月とし、二十四気すなわち
一年間を七二分して季候の変化を示したものです。
それに照らし合わせると、今年の場合、6月は6/1~6/15迄が『芒種』、
6/16~7/1迄が『夏至』という節気になり、更にそれぞれ初候、次候、
末候と3つに分かれるのですが、『芒種』の次候は『腐草為螢(くされ
たるくさほたるとなる)と言います。
これは古代中国の経書で、月々の風物や年間に行なわれる政事、儀式
などを月の順に記録した『礼記-月令』の中にある言葉から取ったもので、
この時期、草がむれて腐り、それが蛍と化して夕闇を知り光を発し始める
というものです。

と言うわけで、枯れて腐った草が青空の下、風に乗って響き渡る天然の
音を聞きながら、自分もいつか蛍になることを夢見ているという歌で
ございました。(笑)
解説が長いわりに深い意味はありません!!脱兎・・・

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