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2004年4月

2004/04/27

玲瓏~玉もゆららに~

POEMにUPした『玲瓏~玉もゆららに~』は、『鈴慕』のサナギの音に
魂を振り、思いを寄せて下さった方たちがおこして下さった細波が
朱雀の思いとぶつかったり、溶け合ったりしながら出来たもう一つの
カタチです。
続編と言う訳ではないのですが『鈴慕』がなければきっと書けなかった
詩だと思います。
『鈴慕』に込めた思いは様々な波紋を生み、改めて朱雀の『言の葉を綴る
意味』と言うものを再確認できたような気がします。

そして朱雀の『思い遺しの言の葉綴り』として作った作品は、それ以上
でもそれ以下でもないので、願わくば、読んで下さる方にもそれだけを
感じて頂きたいなぁと・・・
思いを綴った言葉の欠片に、間違いとか、正しいとか、良いとか、悪い
とかそういうものは一切ないと思います。
ただ自分の中にある思いと触れて、心地良いかそうでないかと言うだけで
いいんです。
何となく気持ちいいとか、ちょっとやな感じぃ~とか、そういう風に
感じて頂ければ嬉しいです。

こうして自分の中ではっきり明確になってくると、天邪鬼な朱雀は
今度は、『思い遺しの言の葉綴り』とは別に、ちょっと文学を意識した
『詩』でも作って見ようかななんて思ったり・・・フフフ
徹底的にフェイクで様式美に拘ったりなんかして・・・(爆)
またそんなものが出来上がれば、どこかにこっそりUPしてお目にかける
ことがあるかも知れません。

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2004/04/23

鈴慕

Poemに『鈴慕』をUPしました。
これは先日の日記でぼやいた事の自分なりの回答というか、開き直りで
書いたモノです。(笑)
その開き直りがいいのか、抜け落ちていた最後のピースが収まったような
とても満足がゆくものモノが書けました。
で、朱雀が満足していると言う事は多分、分りにくいという事で解説を。(爆)

まず全体にあるのが今、朱雀のスパイラルの中心にあるサナギ(鐸)です。
サナギは前にも日記に書きましたが、今でいう鈴の事で昆虫の蛹も同意です。
またサナは真空、ナギは凪ぎという意味もあり、サナギを木に掛け真空
状態で凪いでいると、そこに風が入りその音を聞いて魂を振るわせたり
鎮めたりします。
そしてそんなふうに精神を変化させるものを『タマ』と言い、魂の元の形
と言われています。

タイトルの鈴慕はサナギの音を慕って作ったという伝説がある尺八の
曲名で恋慕から転じたという説も。

いまだ名もなき形を孕み

『名』やサナギのナには形態という意味もあり、形もそうです。

真空妙有の現に凪ぐ

真空妙有は仏教の言葉で、本当の『空』を正面から捉え、空の奥底を
探ると不思議な何かが感じられ、それを悟ると空と有の区別が消え
すべてを一つに感じることが出来るというもの。
現は虚、空洞(ウツ)と同意の空っぽという意で、サナの真空も同じ、
凪ぐもサナギのナギです。

腫れた日常穿つがごとく

この腫れは民俗学の『ハレ(晴れ)』と『ケ(褻)』のハレで、本来は
『日常態』がケ、『非日常態』がハレですが、敢えてねじっています。
サナギを木に掛けて待っている状態もケです。

瓊枝に掛けた鐸鈴が
シャラン シャリリと音連れて
シャラン シャリリと霊を揺る

瓊枝は玉がなるという伝説の木の枝、鐸鈴はサナギの事。
音連れは『訪れ』の意で、サナギは木に掛けて待っていると神の訪れを
告げます。この時、神は鈴の音を連れてやってくることから、音連れ
=訪れに。
霊はサナギに籠るものの意。

い繋る言の葉 依り代に
褻にも晴れにも
奔放不羈な魂を刻まん

い繋るは鎖のように繋がるという意。依り代の『代』は代行する物
媒介するメディア。
褻にも晴れにもは、良いにも悪いにも、後にも先にも、いつでもの意。
奔放不羈は束縛されない自由な、という意味で使っています。
魂はサナギに籠るタマで、それを変化させるタマでもあります。

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2004/04/18

詩について・・・

詩についてちょっと考えています。

詩とは、自然や人事などから発する感興・思想などを一種のリズムを
もつ言語形式で表現したもの。人の心を清め高めるような美しいもの。
辞書にはこう書いてあります。

朱雀はサイトに詩を掲載していますが、自分では詩を創っているつもりは
全くありません。
朱雀が創っているのは『思い遺しの言の葉綴り』というカタチで、自分の
中に今ある思いを、どれだけ正確に遺すことが出来るかだけが重要で
本来の詩がもつ文学的要素は、全くといって良いほど頭にありません。

『Gleam』という詩をいくつか投稿サイトに投稿したのですが、その
感想の中にタイトルも日本語にした方が・・・という意見があったのですが
思い遺しの観点からだとそれでは意味が無くなってしまうんですね。
『Gleam』は嘘と真実というテーマで一応書いたのですが、全てが限りなく
曖昧でなくてはいけないんです。だから煌きや閃光、閃きなどの言葉を
置いてしまうと、途端に色が変わってしまいます。
で、読み手にはその曖昧さとキーになるフレーズで遊んで頂ければ上出来と
思っているのですが、詩としてそれではいけないようです。

そして某投稿サイトで発行されているメールマガジンに、朱雀が投稿した
詩に対する評が記載されていて、それを読んでますます考えさせられました。
朱雀がこれまでに投稿した作品の総評を詩として、とても好意的に評して
下さっているのですが、逆にそれに違和感がありました。
その中に『言葉に対するこだわり』という言葉が出て来るのですが、
こだわりも何も朱雀にはそれしかない訳で・・・

また詩を投稿するとよく『言葉が凄いですね』とか『勉強になりました』
という感想書いて下さる方がいるのですが、実際のところ詩人を名乗る
人からその感想を頂くのが、朱雀は一番苦手です。
それなら投稿しなければ良いのでしょうが、素晴らしい出会いも稀に
あって・・・
結局、便宜上、詩という枠に収めて放り込むのですが、本当にこれで
いいのかなぁとちょっと考えてしまいました。

このサイトを開設してから、創作をまた始めて1年と少し過ぎたところ
なのですが、これまで乱雑に置いていた思いの欠片が少しづつ増えて
来て、その置き場所というか収まり処を真剣に考える時が来たのかなぁ
と思っています。

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2004/04/16

企画に参加してきました。

いつもお世話になっている俊さんちで、新しい連詩が開催されています。
今回は曲名を伏せてある曲があって、そのイメージを自分で広げながら
短歌と10行前後の詩を交互に繋いでゆくと言うもので、前の作品から
一語を取り題とするという決まり事があります。
早速、朱雀も参加させて頂きました。で、こんな歌を詠んできました。

『風葬』

颯声に 謳う鐸(サナギ)が 魂(たま)を呼び

多生の旅の 縁(えにし)を祈(の)まく

曲がね、とってもいいんですよ。でも、メタルじゃありません!(笑)
自然と言うか、地球と言うか、そういうものをありのままに優しく
歌っている感じの素敵な曲なんですよ。
みなさんも是非、参加して下さいね。

俊さんのサイト『ちよつづり』にはリンクページから飛んで下さい。

で、もう一つ某投稿サイトで開催中の企画にも参加してきました。
こちらは詩のテーマが『嘘と真実』で、『嘘』又は『真実』のどちらかの
言葉を、詩中やタイトルに必ず使用するというものです。
二つ同時に使うのは不可で、『涙』もNGというお約束つきです。

『Gleam』

嘘つきな眼鏡は
欺瞞に満ちた 黄金(こがね)の先を見せ
快楽に弱い痴者(しれもの)は
疑いもせず 高らかに笑うのです

浮世の色が人皆 同じに見えるのか
本然の性(せい)など持ち出して
昨夜はウンウン唸っていたのに
一夜明ければ この態(ざま)で・・・

素通しの硝子には 細やかな傷
迷路を抜ける鍵とも知らず
跳ねた光が綺麗だなどと
的をはずれた 独り言

またこうして 逸機の末に
くぐもった混沌へと 沈んでゆくのです

この企画を知ったのが今日で、締め切りはなんと明日!
で、即興でこの詩を作って放り込んで来ました。(笑)
なんの捻りもない詩で、置くところがなかったので取りあえずこちらに
UPしました。
そのうちWEBの文塚行きになると思いますが、その前に修正を加えるかも・・・

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2004/04/14

戯れ歌

テントウ虫の写真を見ていて、ふと浮かんだ戯れ歌をひとつ・・・

『天道虫』

テントウ虫 テントウ虫 何処行くの?
聖母の涙を 七つも背負い
お天道目指して 真っ直ぐ この道

テントウ虫 テントウ虫 何処行くの?
天使の国の 扉の鍵を
エンヤコラ 担いで 光の中へ

小枝の先から お天道目掛け
ブンと羽音を響かせて
北へ南へ 東へ西へ

やがて土に返るまで
今日も明日も明後日も
テントウ虫 テントウ虫 宙を飛ぶ

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2004/04/11

ちょっとメモ代わりに・・・

今日は好奇心のアンテナがあちらこちらに伸びていて、そのアンテナに
引っ掛かった事をちょっとこちらに・・・メモの代わりです。(笑)

『フェロー』
北大西洋に浮かぶ群島でデンマーク領のフェロー諸島は、紀元前に
アイルランドの修道士によって発見されたが、9世紀頃ノルウェー人の
バイキングが定住したと言われている。
またこの地はバイキングとケルト人の文化の交じり合う場所だったと
推測されている。
フェローは『羊』という意味で、かつては羊の牧畜が主産業だったが
現在は漁業が産業の中心で捕鯨が有名。
公用語はデンマーク語とフェロー語。
北欧神話『フェロー諸島のバラード』や民謡バラッドを歌いながら輪に
なって踊る『チェーンダンス』が有名。

『七星・七星剣・七政』
【七星】古代中国の星学で、北斗星の中の最も大きい七つの星、
貪狼星・巨門星・禄存星・文曲星・廉貞星・武曲星・破軍星の総称。
七星剣はこの七つの星を戴いた剣。西遊記の金角、銀角が持っている。
聖徳太子の愛刀として日本にも伝わっている。
【七政】太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星の7つの天体。
旡・羅・計・孛という4つの仮想天体を表す『四餘』とあわせた
『七政四餘』は、古代中国の実際の天体をベースにした占星術。

あまりに唐突で何の事だか分らないでしょうが、これが上手い具合に
朱雀の好きなモノのに絡んでいたりするんです。(笑)
フェローはケルトやサガ(中世の北欧の散文学)に密接な関わりが
あって、七星剣は今上映中のワンピースの映画『呪われた聖剣』に
何故か絡んでいたりします。(笑)
伝説の七星剣を求めて島にやってきたルフィたちの、呪われた宝剣を
巡る冒険と友情の物語だそうで、その中に『サガ』という人物の名が!
ワンピの映画の事は全く知らなくて、七星剣の検索に引っ掛かってきた
のでちょっと面白半分に覗いてみたら繋がっちゃいました。(笑)

これとは別に、朱雀の詩に短歌で素敵な返歌を返して下さった方が
いらして、その方のサイトをこっそり覗いてみたら、リンクページに
松岡正剛さんのISIS立紙篇のリンクが・・・ニヤリ
桜の花が散り始め漸く平常に戻ってきた途端、好きなものスパイラルが
グルグルと動き出して、色んなモノを磁石のように吸い寄せている
ようです。
これからどんなモノと出会うか、とってもワクワクしています♪

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2004/04/09

驚きました!!TMG!

暇つぶしにテレビを付けたら、ビックリするものが目に飛び込んで
きました。

B'zのギターリスト・松本孝弘の新プロジェクトTMGと言うバンドが
映っていたのですが、そのヴォーカルがエリック・マーティンで、よ~く
見てみると、ベース弾いてるのはジャック・ブレイズ!!
何であんた達こんなところにいるの?と、もの凄~く驚いてしまいました。

で、気になったのでググッて見たら、なんでも昨年はB'zの15周年で
色々と忙しかったので、今年はそれぞれ、ゆっくりソロ活動をという
ことになったそうで、件の松本氏はこのTMGを結成したそうな・・・
とりあえず期間限定なのね。あ~驚いた。
朱雀は日本のロックは殆ど聞かないので、B'zもあまりよく知らないの
ですが、エリック・マーティンにジャック・ブレイズはメタル小僧には
よ~くお馴染みの2人なので、思わず食いついちゃいました。(笑)

エリックは言わずと知れたMR.BIGのヴォーカルです。
朱雀の愛するビリー・シーン師匠が作ったスーパーバンドですね。ハイ!
もともとは、エリック・マーティン・バンドというアイドル系ハード
ロックでデビューして、懐かしのAORなんかもやっていたのですが、
どちらもパッとせず、声の良さと歌の上手さが一部のマニアには受けて
いて、このMR.BIGで大当たりしたんですよね~。

それより何より、ジャック・ブレイズ!!
80年代を代表するアメリカン・ハード・ロックバンド、NIGHT RANGER
のベース兼ヴォーカルです。
ツインギターが炸裂する名曲『DON'T TELL ME YOU LOVE ME』を知ら
ないメタル小僧がいたら、もぐりです。(笑)
でもって、こちらも80年代に一世を風靡したSTYXのトミー・ショウと
野人テッド・ニュージェントと組んだスーパーユニット、DAMN YANKEES
も忘れてはいけません!!何故か力が入ってます。(笑)

んな訳で、メタルに興味のない方はサッパリ分らないでしょうが、突然
テレビに映し出された夢のような光景にちょっと興奮してしまった朱雀
でした。(笑)
あっ、でも曲の方は、いかにもお約束のコラボものと言う感じで
ガッカリでしたけど・・・
別にずっと続くユニットじゃないので、オリジナリティを求める方が
間違っているんでしょうケドね。
でも、この二人が揃っているのにちょっともったいないなぁ~。

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2004/04/04

続・桜の話。

昨日に続き桜の話を。

桜の語源には昨日のサ神が鎮座する場所(クラ)という説の他に、
古事記に出てくる『木花開邪姫(このはなさくやひめ)』のサクヤが転化
したという説や、麗らかに咲くという意味の『咲麗(さきうら)』が
縮まったという説、『いつ咲くらむ』が名詞化したという説や『咲き群がる』
が転化したという説もあります。

木花開邪姫は別名を神阿多都比売(かむあたつひめ)といい、天照大神
の孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妻です。
このお話はちょっと面白いんですよね。

瓊瓊杵尊は日向の高千穂峯に天降りの後、笠沙の御崎で木花開邪姫と
出会います。
絶世の美女である木花開邪姫に一目惚れした瓊瓊杵尊は、彼女に求婚し
その申し出に喜んだ父親の大山津見神は、彼女と一緒に姉の磐長姫
(いわながひめ)も差し出します。
ところが磐長姫はとても醜かったので、返されてしまいます。
娘二人を奉ったのには、磐長姫には生まれた子が雨が降っても風が吹い
ても石のように永久に生命があるように、木花開邪姫には木の花(桜)の
栄える如く子も栄えるようにと言う理由があったのですが、姉を返した
ことで大山津見神は『神の御子の寿命は木の花のように儚いものになる
だろう』と言います。
古事記には、天皇の寿命が短いのはそのためであると書かれています。

また瓊瓊杵尊と結婚した木花開邪姫は一晩で妊娠するのですが、この事で
疑いをかけられます。
そこで彼女は「火中でも無事に生まれれば、あなたの子であると証明
されるでしょう」と、自ら産屋に火を放ちその中で子供を生みます。
このとき生まれたのが火照命(ほでりのみこと)、火須勢理命(ほすせりの
みこと)、火遠理命(ほおりのみこと)の3柱の神です。
火照命は海彦、火遠理命は山彦で、二人には海彦山彦伝説があります。

昨日の桜の語源にも酒が出て来ましたが、日本書記に米で造られた最古の
酒として天甜酒(あまのたむざけ)の記載があり、日本最古の酒を造り
清酒の神様の一人とされているのが、この木花開邪姫です。
いずれにしても桜にはお酒がつきものと言う事ですね。(笑)

また桜の旧字体『櫻』には、まとう、めぐらす、とりまくの意味があり
桜の花が木を取り巻いて咲く全体像から櫻の文字が出来上がったそうです。

桜には、まだまだ面白い話が出てきそうですが、機会があればまた紹介
します。

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2004/04/03

桜の話。

早い所ではもう散ってしまったようですが、今、桜が見頃です。
日本人の桜への執着ぶりを見るにつけ、何故この花なんだろう不思議
に思うので、言葉フェチの朱雀は語源から桜を探ってみました。(笑)

桜の語源の一つに穀霊であるサ神(サガミ)が鎮座する場所(クラ)と
いうのがあります。

サガミは相武、相模と言う字が当てられる現在の神奈川県付近の事ですが
元々はサ神という神様の名称でした。
サ神は山の神で、通常は山頂付近の神域に住んでおり其処には人は
容易に近寄れませんでした。
このことからサ神の住む神域の境界線をサカイ(境)、そこに設けられた
垣根をサク(柵)と言うようになります。

そして古代人が農業を営むようになると、農村では田植えの時期にサ神に
山から下りて貰い、様々な供物を供え豊作を祈願します。
そこから田植えの行なわれる時期(サ神が下りて来る月)を、サツキ
(五月)と呼ぶようになります。
また神様への供え物をササゲモノ(捧げ物)と言いますが、これはサ神が
下げ渡す物というのが原意で、捧げ物はサケ(酒)、サカナ(魚)、サケ菜
(山の物、野の物)などで、これらはサ神に供える物の意味を併せ持ちます。

古代人は農作の豊凶や運命の吉凶などを神に祈願し、その判断を請うの
ですが、これはサ神によって運をサダメ(定)、神のサタ(沙汰)やサトシ(諭)を
待ち、悪事をすればサバ(裁)かれると言う事になります。

そして、サクラの『クラ』は古語で神霊が依り鎮まる座を意味し、この
ことから桜はサ神の依る木となり、桜の下で花を愛で酒を呑む花見も
本来、サ神にサケ(酒)やサカナ(サケ菜・肴・魚)を捧げ、お下がりを
頂くという意味になります。
また、供え物以外にサ神に喜んで貰うため、歌や踊りを披露するように
なるのですが、奉納舞などを見るサ神の貴賓席がサジキ(桟敷)で、庶民は
地面の芝の処で見ていたことから芝居の語が生まれました。
桜の下で酒を飲み、歌い踊るのは実に正しい行為だったんですね。(笑)

更に幸福を表すサイワイ(幸い)やサチ(幸)という言葉も、サイワイは
サ神に祝って貰う意、サチはサ神が千ほど集まって欲しいという意に
なり、サカエル(栄)、サカル(盛)、サク(咲)などもサ神の祝福によると考え
生まれた古語です。

というわけで、桜はやはり日本人にとって特別の花なんだと改めて実感
した朱雀でした。(笑)

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