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2003/11/30

ジョルジュ・ドンの話

今日は、二十世紀バレエ団の象徴的存在、ジョルジュ・ドンの命日です。

ジョルジュ・ドンはロシア人の両親の間に、移民先のアルゼンチンの
ブエノスアイレスに生まれ、7歳で地元のコロン劇場バレエ学校に入学
します。
そして、16歳の時に見た20世紀バレエ団の初の南米公演を見て感激し
単身でブリュッセルまで追いかけ入団します。
その後『ロミオとジュリエット』『ニジンスキー・神の道化』『我々のファウスト』
などベジャール作品のほとんどに出演し、ベジャ-ルに多くのインスピ
レ-ションを与え、数々の傑作を生む原動力的存在となります。
また1981年には映画『愛と哀しみのボレロ』にダンサ-として出演し、
一躍有名になります。
彼の踊る『ボレロ』は一度見たら決して忘れられない舞台と言われ、
芸術や美の域をも超えた『精神世界』を感じさせるとまで言われました。
1992年の今日、45才の若さで死去しています。

バレエだけでなく、すぐれたスポーツ選手も同じなのですが、天才と
呼ばれる域の人たちを見ていると、人間の体ってなんて美しいのだろう
と、思ってしまいます。
そして、人間の能力の可能性の凄さに圧倒されます。
本当に同じ人間なんだろうかと思うほど、高く飛んだり、優雅に舞ったり・・・

全く関係ありませんが、ヒヨコのオスとメスを瞬時に見分ける人や
手で掴んだだけで、新聞が何部あるか分る達人と呼ばれる人たちも
いますよね。
とにかく、そういう優れた人達を見ていると、自分は人間に本来備わって
いる能力をほんのこれっぽっちも使いこなせていない事にあきれて
しまいます。(笑)

生前「あなたにとってダンスとは?」という質問に ジョルジュ・ドンは
『もっと遠くへ行く手段です 。』と答えています。
また『バレエは職業ではなく情熱です。私には宗教でもある。』とも
話しています。

それが自分の全てと言えるものに出会えた人の感情も、愚人の朱雀には
サッパリ分りませんが、こうして人は更に高みに昇ってゆくのだなぁ・・・
なんて、彼の踊りを見ながら思ったことあります。

ただ神は、自分の領域に足を踏み入れようとする者に、激しい妬心を
おぼえるのか、天才と呼ばれる人たちは、大抵、早死です。
それとも神は欲張りで、一時も早く自分の傍にその人達を呼び寄せた
かったのでしょうか?
そうだとすると、きっと朱雀は、長生きするんだわ。(笑)

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