« お頭GET! | トップページ | 抒情詩を読んで・・・ »

2003/11/08

『ガリバー旅行記』の話

1726年の今日、アイルランドの作家ジョナサン・スウィフトの「ガリバー
旅行記」が出版されました。

小人の国の話は特に有名ですが、その他に巨人の国、天飛ぶ島ラピュタ
の変わり者の国、馬の国と不思議な国に辿り着いたガリバーを通して
人間の欠点や愚かさを風刺的に描き、人間の本質や生きる価値について
考えさせられる話になっています。

そして面白いのは、この「ガリバー旅行記」が現代の最先端を行くコン
ピュータやインターネットの世界に顔を覗かせている事です。
コンピュータ内部の数字を何バイトかで整数を表す場合、上位または
下位の桁を前の方の番地に記憶する記録方法をビッグ・エンディアン、
リトル・エンディアンと言うのですが、この名前はガリバー旅行記の
小人の国で起った戦争に由来しています。
この戦争の発端は、卵の先の細い方から食べるべきか、太い方から
食べるべきか、というものです。(笑)

また、馬の国ではフウイヌムと呼ばれる馬の姿をした生物が高い知能を
持ち、同じ国にヤフーという人間の姿をした野獣が出てきます。
フウイヌムは凶暴なヤフーに手を焼き、最後は彼らを絶滅させるため、
雄と雌を隔離して、子供ができないようにしてしまいます。
この小説の影響で「ヤフー」という単語は「凶暴な人間」「ならず者」と
いった意味の半一般名詞となります。
インターネットの超有名サイト「Yahoo!」は開発者が、自らのことを
「ならず者」と謙遜したところからこの名前が付いたそうです。

それから、ジョナサン・スウィフトが色々な「旅行記」を研究したことは
よく知られていますが、「ガリバー旅行記」で、日本が唯一実在する国と
して、第3章の天飛ぶ島ラピュタの変わり者の国で取り上げられています。
この話では、東京はまだ江戸といわれていて、長崎では踏絵があったり
します。

朱雀は、ガリバー旅行記の絵本を持っていたのですが、小人の国の
お話で、確か小学校の4、5年生の時に図書館で、最後まで書かれて
いるものを読んだのですが、馬の国の話が妙にインパクトがあったのを
覚えています。(笑)
久しぶりに読んでみたいと思われた方は、無料で読めるネット図書館の
『青空文庫』を覗いて見てください。
スウィフト・ジョナサンでもう1つ別の作品と共に、ガリバー旅行記も
公開されています。

|

« お頭GET! | トップページ | 抒情詩を読んで・・・ »

今日は何の日」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/63525/9811996

この記事へのトラックバック一覧です: 『ガリバー旅行記』の話:

« お頭GET! | トップページ | 抒情詩を読んで・・・ »