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2003/10/27

キャプテン・クックの話

今日はイギリスの大航海者、キャプテン・クックことジェームス・クックが
生まれた日です。

ヨークシャーの貧しい家庭に生れたクックは16歳で、食料雑貨商へ
奉公に行き、そこで船員たちと知り合いになります。
18歳の時、石炭運搬船に乗り込み、航海術を身につけ27歳でイギリス
海軍に仕官します。
折りしも勃発した英仏戦争で頭角を現したクックは、艦長に昇進し
北アメリカのケベック攻防戦にも参戦します。
その後、金星観測の調査隊エンデバー号の艦長に選ばれ、初めて
太平洋への航海に赴き、金星の観測に成功し、更にはニュージーランド
オーストラリア東岸、ニューギニア南岸などを探検し、西回りの世界一周
の航海を達成します。
その後も、キャプテンとして3回の航海を続け、南極圏や西南太平洋諸島
ハワイ諸島、北氷洋などの多くの未開発の場所を調査しました。
そして、最後の航海で訪れたハワイで、島民に殺害されてしまいます。

クック一行がハワイを訪れたのは、島民が信仰する豊作と幸福の神
ロノ神に捧げる収穫祭を行っている最中で、そこにロノ神がカヌーに
乗って去っていったとされる海から、見たこともない船でやって来た奇妙な
服装のクックたちを、島民は神の化身と思い込みます。
クック一行は島民に大歓迎で迎えられ、祭りの儀式に参列し、最大限の
もてなしを受けました。
三週間後、クック一行は島を離れることになり出航しますが、すぐ、船の
帆柱にヒビが入っている事に気付き、修理のため湾に引き返します。
何故、ロノ神が戻って来たのかという神官や戦士たちの疑問の中、船は
停泊し修理をしていましたが、マストの修理中に船員のひとりが事故で
亡くなってしまいます。
不死であるはずのロノ神の使いが死んだ事で、それを見ていた島民に
クック達がロノ神の使いではないと言う事が解ってしまいます。
運悪く、戦いの神クー神の戦闘的なシーズンに入った島民の中には、
クックたちの荷物を盗む者も出始め、それがもとで両者の間に争いが
起こり、クックはその争いに巻き込まれて死んでしまいます。
なんだか昔話のような話ですね。

また、今年の3月、この時クックを殺害した槍の柄の部分が、スコット
ランドのエディンバラで競売に掛けられ、2565万円で個人収集家に
落札されたそうです。
その槍の柄を誰が、本物と認定したんでしょうね。(笑)

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