« 『ラストエンペラーと弟』の話 | トップページ | CM話その2 »

2003/10/20

『ランボーのCM』の話

今日はフランスの詩人アルチュール・ランボーの生まれた日です。

幼少時より神童の評判を得て詩作を志したランボーは、17歳でプロシア・
フランス戦争後の混乱期にパリの民衆が作った自治政府『パリ・コミューン』
に共鳴し活動します。そして、10歳年上の詩人ポール・ヴェルレーヌと
同性愛の関係となり、ブリュッセル、ロンドンなどを共に放浪します。
2年後、別れ話がこじれヴェルレーヌに左手首をピストルで撃たれ、二人は
決別し、21歳で詩作を放棄します。その後はアフリカに渡り、貿易商人と
なりますが、37歳で癌により死去しています。
代表作は『地獄の季節』『イリュミナシオン』など。

このランボーの詩集を中原中也が訳しているのですが、ランボーではなく
『ランボオ詩集』となっているのがなんかいいですね。

また、1995年にレオナルド・ディカプリオの主演でランボーとヴェルレーヌ
の関係を描いた映画『太陽と月に背いて』と言うのがありました。
父っちゃん坊やっぽい所がディカプリオと良く似ているなぁなんて思った
のを思い出します。(笑)

そして、ランボーといえば20年程前にサントリー・ローヤルの、もの凄く
素敵なCMが放送されていたのですが、覚えている方はいらっしゃいますか?
このCMは他にもガウディ編、ファーブル編とシリーズであり、ランボーの
詩の世界を映像にした感じで、とても印象的なCMでした。
ピアノとオルガン、タンバリンが奏でるノスタルジックなメロディーにのせて
砂漠で大道芸人が芸を披露しているという内容で、最後はナイフ投げに
扮したランボーと火吹き男や小人の天使、ジャグラーなどが沙漠を歩いて
ゆくというもので、コピーが『こんな男ちょっといない』だったと思います。

音楽はガウディ編やファーブル編もすべて、マーク・ゴールデンバーグの
曲が使われ『鞄を持った男』というアルバムに収録されています。
多分、CMの為に作られたのだと思うのですが『剣と女王』という曲が
凄く良いんですよ。
朱雀は、この曲とガウディ編の『オルフェ』の2曲がどうしても欲しくて
わざわざ探し回ってこのアルバムを買いました。

ガウディ編も不思議な音楽の中、サグラダ・ファミリアやグエル公園に
奇妙な面を被った踊子が幻のように現れて、こちらも印象的でした。

映像がないかと調べてみたら、なんとランボー編の写真を発見しました!

|

« 『ラストエンペラーと弟』の話 | トップページ | CM話その2 »

今日は何の日」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/63525/9811928

この記事へのトラックバック一覧です: 『ランボーのCM』の話:

« 『ラストエンペラーと弟』の話 | トップページ | CM話その2 »