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2003/10/24

日記その1-トリコロールの話

今日はフランスのトリコロール記念日です。
これは1794年、フランス国民公会が、現在フランスの国旗となっている
『トリコロール』を国家の象徴と定めた事によるものです。

トリコロールとはフランス語で三色という意味で、トリ(tri)は3、コロール
(colore)は色と言う意味です。
トリコロールは、青・白・赤の三色で、これはフランス革命時にスローガン
として掲げられた「自由・平等・博愛」を象徴しています。
これは、色そのものに意味があるのではなく、三色で三つの意味を象徴
しています。

元は1789年、国民軍司令官にラファイエットが任命された際、パリ市の
色である赤と青の間に、「市民と王家が協力して新しい国を作るべき」と、
ブルボン家の色である白を挟んだ3色を国民軍の帽章に採用したのが
始まりで、この三色旗は国民軍のシンボルとなりました。

また青、白、赤の三色といえば、理髪店の三色看板(バーバーズ・ポール)
があります。
赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表すと一般にいわれていますが、実際は
少し違うようです。
理髪師は中世の頃、修道院などで、髪や髭を切る他に、静脈から血を
少し抜き出す瀉血(しゃけつ)という治療や、やけどや骨折、抜歯などの
治療も行っており、当時は理髪外科医と呼ばれていました。
最初、理髪店の目印として、店頭に血を集める皿が吊されていたのですが
それはすぐに禁止されました。
瀉血の際、患者は棒を握り、腕から出た血は受け皿で受けるようになって
いましたが、棒に血が垂れることも多かった為、棒は最初から真っ赤に
染められており、この棒がバーバーズ・ポールと呼ばれるようになります。
また治療のあと、止血のため包帯を巻いていましたが、当時、包帯は
非常に貴重で、何度も洗って、再利用していました。
バーバーズ・ポールを軒先にさし、そこに包帯を巻き付けて干したこと
からやがて、紅白の螺旋模様のポールが理髪店の看板となりました。
そして、理髪師と外科医の組合が分離したのがきっかけに、1745年、
イギリスで、理髪師は赤・青・白の看板、外科は紅白の看板を掲げる
ように決められ、今のような3色になったそうです。

フランスの人は国の象徴であるトリコロールと理髪店の看板の色が同じ
ということにあまり違和感は無いんでしょうか?(笑)

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