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2003/09/20

色の話

今日は『空の日』です。空といえば青!という事で、今日は色の話を。
まず、空の色として思いつく色に、スカイブルーというのがありますが、
この色にはちゃんとした定義があります。
『夏の晴天の午前10時から午後3時までの間、水蒸気や埃の影響の
少ない大気の状態でのニューヨークから50マイル以内の上空を厚紙に
1cm角の穴をあけ、それを眼から約30cm離してかざし、穴を通して
見た色』というものです。

そして、一般的に青と言う色を、日本人は川の水の色、ヨーロッパ人は
地中海のコートダジュールの空の色、アメリカ人はこのスカイブルー
として認識しているのだそうです。

日本では『あお』という色には、青、蒼、滄、碧などの漢字があてら
れていますが、青は旧字体で書くと生と丹から成り立っています。
中国古代の字書「設文解字」に、青は「東方の色なり。木、火を生ず。
生丹に従ふ。丹青の信、言必ず然り」とあり、生は木を象形し、丹は
朱系の色を示します。
中国の五行思想では青は赤に繋がることになるんですね。

「滄」は寒い、又は涼を表すことから、滄海、滄浪の様に海の色を表し
「碧」は青く美しい宝玉を表し、みどりや、あおみどりとも読みます。

また、中国では『あお』は顕(シロ)に対する漠を語源とし、黒から
白に至る広い範囲の中間色を示す色名であったとする説もあります。

それから、同じ色でも、様々な呼び方がありますが、色を表す言葉は
大きく分けて二種類あります。
一つは赤、青など、色そのものを表す言葉で「系統色名」といい、
日本では、JIS企画で赤、黄赤、黄、黄緑、緑、青緑、青、青紫、
紫、赤紫、白、灰、黒の13種類に決められています。

もう一つは紅色や若草色など特定の色を表現する言葉で「固有色名」と
いい、中でもよく使われている色名を「慣用色名」といいます。
慣用色名は文化や伝統の中で生まれる言葉で、膨大な数がありますが
JISに登録されている色は180色程度です。
他にも、色を明度と彩度により記号で分類したトーン記号や、古代色名が
あります。

先ほどのスカイブルーは英名の固有色名で日本名では水色、
トーン記号はlt18、古代色名は白群青となります。
なんだか全部違う色みたいですね。
最近、短歌などを詠む様になって、色の意味に凄く興味が湧いて
きました。面白いのを見つけたら又書きます。

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