« 十字架称賛の日 | トップページ | 秋の口 »

2003/09/15

月と地球は・・・

1989年の今日、アメリカの科学チームが、アポロ11号が採取した月の
石の分析結果を発表し、月は地球から分裂したという説を否定しました。

月の起源には分裂説、兄弟説、捕獲説、衝突放出説・巨大衝突説などが
あります。
1879年に、天文学者で数学者のジョージ・ダーウィン(進化論のダーウィン
の息子)が、高速度で自転していた原始地球から、遠心力により地球の
一部がちぎれて月が出来たとする「分裂説」を提唱しました。
その後、「兄弟説」と「捕獲説」が登場します。
兄弟説は、月はまだ小さな内から原始地球の周りを公転していて、地球と
共に成長したとする説で、捕獲説は、月は地球と無関係な場所で誕生し
その後、地球の重力に捕まったとする説です。

アポロ11号が持ち帰った月の石を分析した結果、誕生直後の月は高温
状態で、表層から少なくとも数百キロの深さまでドロドロに溶けていたことが
明らかになり、月には金属核がないか、あっても小さいことが判明しました。
そして、これらのことを兄弟説や捕獲説で説明することは難しく、兄弟説と
捕獲説は否定されました。

分裂説では月の特徴を説明する事はできるのですが、高温の原始地球の
表層がちぎれるには、地球は1時間に1回転という猛スピードで自転した
上に分裂後に自転を緩めるという、とても不自然な過程を新たに仮定しなく
てはならず、こちらも否定されました。

そして、現在では地球が誕生した直後、地球に火星位の大きさの巨大天体
が衝突し両方から物質が飛び散り、月を作る元になったという「衝突放出説・
巨大衝突説」が、月の起源説の標準理論として定着しています。
この理論は、スーパーコンピュータによる衝突のシミュレーションなどにより
証明されています。最新の結果では衝突により飛び散った破片が衝突合体を
くり返して月に成長するまでに、一ヶ月程度の時間しか掛からなかった事も
解っています。

また、月は月と地球の間に働く潮汐作用が関係して、毎年、3.8cmずつ地球
から遠ざかっています。
これを初めて知った時、朱雀は、何だか月に見放されたような気がして、
もの凄くショックでした。

Poemにある「漂流」はその時に書いた詩で、書いたのは多分19歳位だった
と思います。
そして、同じ主題で今年書いたのが「月輪譚」です。
どちらも、なんだかなぁって言う詩ですね。(笑)

|

« 十字架称賛の日 | トップページ | 秋の口 »

今日は何の日」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/63525/9811799

この記事へのトラックバック一覧です: 月と地球は・・・:

« 十字架称賛の日 | トップページ | 秋の口 »