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2003/09/05

太陽王と仮面の男

今日は太陽王と呼ばれた、フランスのブルボン朝絶対王政を代表する
国王ルイ14世が生まれた日です。
ルイ14世といえば、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『仮面の男』
では、双子の弟がいて後にすり替えられたとされていますが、この
映画はデュマ・ペールの小説「三銃士」の続編「ブラジュロンヌ子爵」
を元に製作されています。

現実には、仮面をつけたままバスティーユ牢獄の地下牢で幽閉されて
いた王にそっくりの男はいたのですが、双子だったかどうかはハッキリ
していません。
そして、被っていた物も鉄仮面ではなくビロードの布だったようです。
また、映画とは違い牢獄での幽閉は王侯貴族並の扱いだったそうです。

なぜ、殺さずに幽閉していたのかについては、仮面の男が王の双子と
する説では、当時は双子の一人が死ぬと、もう一人も死んでしまうと
いう迷信が信じられていた為とされ、もう一つ、王の母アンヌ・ドー
トリッシュと、宰相マザランの私生児とする説では、母王妃が我が子を
殺すのがしのびなかった為とされています。

王はこの事実を長い間知らず、また知ったあとも幽閉を解く事はなく
仮面の男は生涯、牢獄で暮らし、1703年に亡くなっています。

また仮面の男は、幽閉を受け入れ、騒ぐこともなく温厚な人物だった
ようです。

そしてそんな仮面の男の生活に朱雀はとっても憧れてしまいます。(笑)
外に出られない不便さはあっても、欲しいものは何でも手に入り
全ての時間を自分の好きなことだけに費やす事が出来るなんて夢の
ようです。
勿論、外で様々な人や物に出会うのも楽しいのですが、デカダン思想の
朱雀には、仮面の男の暮らしが素晴らしいものに思えて仕方ありません。

ですから、バイエルンの狂王ルードヴィヒⅡ世の暮らしぶりは本当に
理想なんです。
自分の為にワーグナーに作曲をさせ、気に入った俳優を城に閉じ込め
その為に作った人口洞窟で毎日演じさせるなんて、普通では絶対出来
ません!
自己満足の為だけの城を次々と建て、いくら小国とはいえ、国の財政を
傾けるまで好き勝手出来るなんて羨まし過ぎます!

でも神様はお見通しで、もし朱雀が金持ちの家に生まれていたら自堕落
な生活に浸ることが確実なので、生活の為に自分で働かなくてはなら
ない境遇に置いて下さいました。(笑)
でも皆さん、それってエコヒイキがすぎると思いません?

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