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2003/08/27

マン・レイの生まれた日

今日は芸術家マン・レイの生まれた日です。

ユダヤ系ロシア人の子として1890年米国に生まれたマン・レイは、
1915年にマルセル・デュシャン、フランシス・ピカビアらとニューヨーク・
ダダを創始します。
その後パリに渡ったマン・レイは、デュシャンより当時の文化の革新者
であったピカソ、サティ、ブルトン、コクトーらに紹介され、彼自身も
ダダイズムの一員として活躍し、その後シュールリアリズムの主要な
アーティストとなります。

マン・レイは絵画、版画、デッサン、映画、彫刻、コラージュなど広い
メディアを駆使した作品を製作していますが、最も独創的なのが
写真作品です。

『モンパルナスのキキ』をモデルにした「アングルのヴァイオリン」は
特に有名で、ご覧になった方も多いと思います。

パリの芸術家たちが集まる場所として今も観光名所になっているモン
マルトルは、19世紀末にはバーやキャバレーが幅をきかせはじめ、
売春や軽犯罪に結び付く町になり、当時、芸術家たちはモンパルナス
に移り住んでいました。
フランス政府はモンパルナスを特別に扱い、モンパルナスには自由と
実験があらゆる面に浸透し、全ての面で自己を実現する自由があり
ました。

そのモンパルナスの女王として君臨しつづけた『キキ』を有名にしたのは
まぎれもなくマン・レイの幻想味に富んだ写真であったといわれています。
二人は同棲し、キキが出かけるときにはマン・レイがメークアップと
スタイリングに2時間もかけ、マン・レイはキキに魔法をかけつづけた
魔術師だったといわれています。

マン・レイの作品はアート写真市場でも人気が高く、最近では2000年の
春、ササビースで彼の作品が約3000万円で落札されています。

朱雀は、ダダイズムとシュールリアリズムはその香りと、ギリギリの
ところで触れるか触れないかの曖昧な距離を置き、見ている分には
好きなのですが、どっぷり嵌ったことはありません。

なので、ダダイズムといっても、中原中也とマン・レイ以外は本当に
上っ面をなでる程度にしか知りませんので、朱雀にとって「ダダ」と
言えば中原中也と、このマン・レイなんです。(笑)

それから、朱雀の大好きなゑ女姉さんちのサロンを覗いていると
朱雀は「キキ」と「サラ・ベルナール」を思い出すんですよ。ふふ。

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