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2003/08/13

お盆の話

今日からお盆ということで、お盆の由来など・・・

元々、お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、先祖の精霊を
迎え追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます。

そして「盂蘭盆会」はインドのサンスクリット語の『ウラバンナ(逆さ吊り)』を
漢字で音写したもので「地獄や餓鬼道に落ちて逆さまに吊されて苦しんでいる
様《倒懸(とうけん)》」という意味があります。

お盆の行事は釈迦の弟子、目連尊者(もくれんそんじゃ)が、母を救う話に
由来しています。

目連は釈迦の特に優れた10人の弟子の一人で、世界中の出来事を見たり
聞いたり、他人の心を見通すことが出来る不思議な力を持ち、神通第一と
称えられていました。

ある日、目連は神通力で、亡き父母の姿を見ると、父は天上界に生まれてい
ましたが、母は餓鬼道に堕ち逆さ吊りにされ、全身骨と皮の痩せ衰えた哀れな
姿になっていました。
驚いた目連は、すぐに御飯を鉢に盛って供養しましたが、母が食べようとした
途端、たちまち御飯が火炎となって食べることが出来ません。
目連は嘆き悲しみ、救いを釈迦に求めます。

釈迦は目連に、『母の罪は余りにも深く、それに比べて汝の力は余りにも弱い。
汝一人の力では、どうする事も出来ないが、幸いにも僧自恣(そうじし)の日が
近い。その夏の修行期間のあける7月15日に僧侶を招き、供物をささげて供養
すれば母を救うことが出来るであろう』と説きます。
目連は、教えられた通り供養し、その功徳によって母親は極楽往生をとげる
ことが出来たというものです。

日本に伝わったのは、推古天皇の時代(六○六)で、日本の「お盆」は、この
仏教に於ける盂蘭盆(ウランバナ)の行事と、今の自分があるのは、先祖のお陰
と感謝する先祖崇拝が合体したものだといわれています。

また、お盆に供える精霊馬(しょうりょううま)は、キュウリとナスビに割り箸を刺し
それぞれを馬と牛に見立てています。

これには、少しでも早く迎えられるようにキュウリの馬と、お盆が終わって
のんびりと帰るように、ナスビの牛になったという説と、精霊がキュウリの馬に
のり、ナスビの牛には荷物をのせて楽に帰れるようにと言う二つの説が
あるようです。

精霊の中でも不器用なものは、落っこちたり、上手に乗れなかったりするんで
しょうか?みんな無事に戻ってこれるといいですね。

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