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2003/08/19

ツッペリン来日!

1929年の今日、8月19日に ドイツの飛行船グラーフ・ツェッペリン号が
世界一周の旅の途中、日本の霞ケ浦に着陸しました。

ツェッペリン号は20名の乗客を乗せる事ができ、食堂、寝室、ロビー
なども備えた船室で贅沢な旅が楽しめたということです。
アメリカのニュージャージー州、レイクハーストから始まった旅は
東京まで4日もかかったそうですが、乗客のためにお酒はワイン60本
リキュール10本、ソーダが150リットル、氷が600キロも積み込まれた
そうです。

飛行船の旅は、巡航時の高度が地上では200m、海上では600mで、
次々と変わっていく街並みや大自然のパノラマを満喫でき、客室や
ラウンジも広いスペースが取られていて、快適そものもだったようです。
ただ1つ不便なことは、当時は水素ガスを使用していたため、火災の
心配があり、巡航時には一切禁煙でした。愛煙家にはちょっと厳しい
旅だったみたいです。(笑)

そして、99時間40分の連続飛行で、1万1千キロを翔破し、8月19日の
夕方、東京と横浜の上空に飛来しました。

当時の東京は、関東大震災より6年が経ち、復興と近代化への道を歩き
始めた頃で、まさに昭和初期のモダニズムが華やかかりし時代でした。
レビュー劇場や、パリ風のカフェが次々とオープンし、モボ、モガや
インテリ青年たちが、ジャズを聞きながらコーヒーを味わっていました。
当時の最先端の技術を駆使した優雅な乗り物を、人々は熱狂的に迎え
入れたそうです。
「君はツェッペリンを見たか?」が街行く人々の合言葉となり、露店で
売られる鯛焼きでさえ「ツェッペリン焼き」になったんですって。

朱雀が小学生ぐらいの頃は、広告の飛行船がよく飛んでいて、授業中に
誰かがそれを見つけると、みんな窓に駆け寄って、よく授業が中断しました。
鮮やかなペイントを施された飛行船がフ~ッと通り過ぎてゆくのを、幸せな
気分で見つめていました。
そして、空に浮んだ飛行船はそんなに大きく感じないのに、飛行船が
真上を過ぎてゆくと影が出来るんですよ。
それがなんだかとっても不思議で、ドキドキしたのを覚えています。
今でも、ごくたまに飛んでいるのをみかけますが、飛んでいるのを
見ると、やはり嬉しくなってしまいます。

ちなみに朱雀がこのツッペリンの事を知ったのは、中学生になって
ハードロックの雄、レッド ツッペリンを知ってからです。(笑)

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