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2003/08/28

ケイ惑(こく)

火星の大接近もいよいよピーク。そこで火星の詩をPOEMに置きました。
で、またこれがいつものように分りにくい!
雰囲気だけで読んで頂いてもいいのですが、マニア向けに濃い解説を。

タイトルの「ケイ惑」は火星の事です。ケイの漢字は朱雀のパソでは
出ませんでした。
ケイ惑には惑わすと言う意味があり、赤く不気味な色が人々の心を
惑わすという意味から付いたようです。
また、以前「朱雀の話」でもちょっと触れた事のある陰陽五行説に
基づいて、ケイ惑には「火」という名称が割り振られ、そこから火星と
呼ばれるようになりました。

『瞬ぐ星は 緋の眩惑』

これは朱雀なりに火星を表現してみました。
緋は赤色のことですが、真緋(あけ)と言うのが、色相(色味のこと)で、
冴えた赤味のオレンジ色を指し、火の色の表現にも使います。
また「思いの色」という意味も。
緋は朱雀の好きな言葉なんですよ。眩惑は幻惑と同義です。


『翠の恐懼と 真赤の恐惶

一荷を担いて 燦と燃え

千千の間で 不穏に惑う』

火星はギリシア神話の軍神アレス、ローマ神話の農業神マルスに
あたります。
そのアレスにはフォボスとデイモスという息子がいます。
火星には二つの衛星があり、衛星にはその息子の名が付けられて
います。

アレスは残忍非道で、息子達と「火」「炎」「災難」「恐怖」という名の
四頭立ての馬車で駆け回り、戦争や諍いを起こしていました。

フォボスは「怖れ」の意ですが「敗走、潰走」の意もあり、銀髪と
緑の目を持つ、美貌の青年で破壊の剣を持っています。

デイモスは「恐怖」を意味し、闇の塊で、自在に好きな姿を取れ
黒髪と赤い目の青年の姿をしています。

火星の衛星は公転周期がバラバラで、ファボスは火星の自転周期より
早く一日に3回も現れ、逆に遅いディモスは、他の星達に追い越されて
行くなどの奇妙な動きから不穏なものとされ、この二人の息子の名が
充てられています。

と言う事でこの一節は二人の息子(火星の二つの月)の事なんですね。

あと「一刹那」はきわめて短い時間の事。具体的に言うと1/75秒です。(笑)
後念はその刹那を前後に二分した、その後のほうの瞬間です。

字数制限で、ここまでしか書けませんので、あとは適当に読んで下さい。(笑)

今日、バッチリ火星を見ました!
そして、火星観測証明書を貰っちゃいました!

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