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2003/08/26

ジェイコブス・ラダー(ヤコブの階段)

今日のネタを探していると、8月26日生まれの有名人にマコーレ・
カルキンの名前が・・・
そこで強引に、カルキンくんの出ていた映画『ジェイコブス・ラダー』
の話を。(笑)

ベトナム戦争から帰還し、郵便局で働くジェイコブは、別れた妻との
間に三人の子がいましたが、戦争前に末っ子のゲイブ(マコーレ・
カルキン)を事故で亡くしています。

現在は同僚の女性と同棲していますが、度々ベトナムでの悪夢にうな
されるようになります。
ある日、轢き殺されそうになった彼は、その車の窓に、夢で見る化け物
の姿を見ます。
彼は傷病軍人として長年治療を受けている医師を訪ねますが、病院では
そんな医師はいないと言われ、ジェイコブの名前さえ記録にありません。
そして一月前に車の爆破事故で、医師が亡くなった事を知ります。

また、同じ隊にいた仲間から、皆、同様の悪夢にうなされている事を
知らされるのですが、ある日、街角で会った男に悪夢の原因は戦争中
に知らずに飲まされた『ラダー』という薬のせいだと教えられます。

男は政府と取引し、戦意を高揚させる麻薬を作り、ジェイコブの隊に
それを飲ませたと言うのです。
薬の所為で彼らは、敵味方の区別をつける事も出来ずに銃を乱射した
のです。
そして、その生き残りである彼らを政府が抹殺しようとしていると。

話を聞き、混乱したジェイコブは昔の家に行きますが、何故か昔のまま
のその家には、死んだはずのゲイブが・・・
ゲイブは彼を抱きしめ「大丈夫だよ」とその手を引き光に包まれた階段
(ラダー)を昇って行きます。

最後は、ベトナムでジェイコブが味方に撃たれ、野戦病院で死亡確認
される場面で終わりますが、ベトナムで死んだのが現実か、帰還して
悪夢にうなされる姿が現実か、まるで荘子の「胡蝶の夢」のように区別
がつきません。

米国はベトナム戦争で幻覚誘発剤BZを使用したとの報告があるが政府は
それを否定しているというクレジットで映画は終わります。

アメリカが残した傷跡は、今も色んな形で残っています。

『母は枯葉剤を浴びた』というダイオキシン被害について書かれた本を
読んだ時、朱雀は言葉を失いました。
国内でもベトナム戦争についてあれほど批判を浴びたのにアメリカは
また戦争をしました。

文明はどんどん進歩するのに、人はどうしていつまでも戦争と言う方法
にしがみ付くのでしょう?

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