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2003/07/20

朱雀の話

朱雀というハンドルネームは、ずい分前に自分で書いた漫画のお気に入りキャラの名前(ギャラリーの「朱雀見参」の朱雀)から付けたのですが、今日は本来の朱雀のお話を。

まず古代中国の思想の根幹をなしている「陰陽五行」というがあって、
原初、「混沌」の中から光明に満ちた軽い澄んだ気「陽」の気がまず上昇して「天」となり、次に重く濁った気「陰」の気が下降して「地」になったというものです。
この陰陽の二気は、元来混沌という一気から派生したもので、お互い引き合い、交感・交合します。
その結果、天上では、太陽(日)と太陰(月)、木星、火星、土星、金星、水星の五惑星の他、諸々の星が誕生します。
地上には木、火、土、金、水の五元素、あるいは五気が生じます。
そして、「地」が台頭するにあたって、東西南北=四方を司る守護神、として「四神獣」が登場します。
四神獣は「玄武(げんぶ)」・「白虎(びゃっこ)」・「青竜(せいりゅう)」・「朱雀(すざく)」の四神を言います。

そして四神獣には、それぞれ二十八宿のうち7宿ずつ割り当てられています。
二十八宿というのは、「黄道(太陽の運行する経路)」に沿う天空の中で月の通り道を「白道(はくどう)」と言い、この白道に接する古代中国で使われていた星座に、月が1日1宿ずつ28日かけて宿るというものです。

北方玄武
北方の宿は亀に蛇を形どった「玄武」の形が当てられ「南斗・牽牛・須女・虚・危・営室・東壁」の7つの宿からなります。

西方白虎
西方の宿は白い虎を形どった「白虎」の形が当てられ「奎・婁・胃・昴・畢・觜・参」の7つの宿からなります。

東方蒼竜
東方の宿は竜を形どった「蒼竜」の形が当てられ「角・亢・氏 ・房・心・尾・箕」の 7つの宿からなります。

南方朱雀
南方の宿は鳥を形どった「朱雀」の形が当てられ「東井・鬼・柳・星・張・翼・軫」の7つの宿からなります。

また四神獣は、中国古文「礼記」にある「四霊」(しれい)と同義語とおされており、四霊では、玄武、青龍は変わりはないのですが、朱雀が鳳凰(ほうおう)、白虎が麒麟(きりん)に置き換えられいます。

昨日ちょっと、朱雀と鳳凰が変に混ざってしまったので整理がてら、最初からまとめてみました。メモ帳代わりってことで、今日はここまで。

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