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2003/07/15

月夜見歌(つくよみうた)

POEMに月の詩を置きました。
月の満ち欠けを折込み一つの話にしたのですが、これがまた分り
にくい!(笑)
後書きに解説を書くほどのモノでもないので、こちらに語句解説を。


昨日も書きましたが、陰暦では毎月の一日をさすことも。
ここでは月の見えない朔。

二日月
二日目の月。細く透き通るような光を放つと言われている。

繊月
三日目の月。虚月も同じ。
三日月、眉月、哉生明、など。
三日月が昇る時や沈むのを見ると病気や不幸になったりするという。

破鏡
七日目の月。上弦の月、半月、玉鉤、弦月、等。
かたわれ月も同義。破鏡は、離れて暮す夫婦が鏡を割りそれぞれ
一片を持ち、愛情の証にしたが、妻が不義を働いた為、妻の鏡が
鵲(かささぎ)となり夫の所へ舞い戻り不義が知れ離縁となったと
いう故事から離縁するという意味があり、それも含む。
唐烏は鵲のこと。

十三夜
十三日目の月。十三日月とも。地方により十三夜様ともいい
拝むと成功するとの言い伝えが。

望月
十五日目の月。満月、十五夜、望、三五の夕べ等。

不知夜月
十六日目の月。十六夜、既望、哉生魄等。
いざよいは、満月より月の出が1時間遅く、ためらっている、猶予
(いざよ)っているように見えることから。

十七日月
十七日の月。日没後、立って待つうち月が上るところから立待月とも。
立待ちは、眠らずに事の成るのを待つという意味も。

十八日月
十八日の月。十七日月より出が遅く、立って待つと疲れるので座って
待つため、座待ち月、居待ちの月とも。

十九日月
十九日目の月。寝待ちの月、寝待ち、臥待月等。
月の出が遅く、もはや寝て待つので。
孤衾は一人寝の夜具のことで、ひとり寂しく寝るたとえ。

二十日月
二十日目の月。夜も更けてようやく出るので更待月とも。
木の四つは、四つは時刻の十時の事だが、吉原に限り一二時とし
遊女が張見世を引く時刻を引四つといい、実際の四つを鐘四つと
言うのに対し、木の四つという。

一七日月から二十日月までを数え歌風に。

二十三夜待ち
二十三日目の夜半過ぎに月待ちすると、願い事が叶うという。
子の刻に上るため、真夜中の月とも。


三十日目の月。月がこもり隠れるところから晦日、つきこもり等。
新月は、月の初めの夜に見える月のこと。

月の名前は他にもありますが、この詩では省略しました。
  

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