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2003/07/21

朱雀と鳳凰

昨日の続きで、朱雀と鳳凰の整理です。

朱雀

四神の一角を担う瑞獣。頭に冠をいただき、鋭い爪、嘴、美しい翼を持った小鳥と言う説や、背丈が1m以上あり、鸛や燕、鶏、蛇、魚、鴛、龍などの動物が混ざりあった姿をしているというものもあります。
守護方位は南(前)。火の精とも言われ、陰陽五行の思想においては木に生じ、火に遊ぶとされています。
普段は梧桐の木に住み、竹の実を食べています。
人界には竹が実を結ぶ六十年に一度現れるといわれています。


鳳凰 

中国に伝わる伝説の瑞鳥。背丈は四~五尺、前は鴻、後ろは麟、顎は燕、嘴は鶏、頸は蛇、尾は魚、額は鸛、顋(えら)は鴛、背には亀の甲羅、羽には五采を備え、龍の紋様を持つといわれています。

梧桐の木に住み、竹の実を食べ(琅カン樹と言う特別な樹に生る美しい玉を食べたと言う説も)、喉を潤すのは醴泉(れいせん)だけだそうです。

五采(赤、青、黄、紫、白)を持つ鳥で、極めて徳の高い霊鳥であり、鳥類の長でもあります。
また、人前にその姿を表わすのは、天下泰平の時だけであるとされています。
鳳凰の種類については、最も有名な「鳳が雄、凰が雌」とする説と、「鳳凰には五種類おり、体の色彩に赤が多いものを鳳、青が多いもの 鸞(らん)、黄が多いものを エン、紫が多いのものを ガクサン、白の多いものを シュクソウ と呼ぶ」とする説があります。

中国古代神話では、四海の外に、死者が天に登る為の入り口、崑崙山(こんろんさん)があるとされており、人は死ぬと四海を超えてそこに至り、そこで鳳凰が死者を迎えたというのがあります。

面白い話では、鶏から鳳凰を作るというのがありました。

まず、山椒魚を捕獲し、その腸を取り出します。次にその腸の内側に硫黄の粉末を詰め、鉄器に密封し、それを秋なら5日、冬なら7日ほど寝かせた後、絶食させた鶏に食べさせます。
するとその鶏に五色の羽が生え、鳳凰へと変化すると言われているそうです。

鳳凰は古くは風神とされていたのですが、後代になって火の精とされる様になり、四神の一角である朱雀の原形ともいわれ、同一視されることが多いようです。

何で、またこんな事を整理しはじめたかというと、朱雀の絵を描こうかな、なんて思ったりしたものですから・・・
でも、めんどくさそうなので止めました。

写真は、キトラ古墳の石室の南壁に描かれている朱雀です。

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